院長コラム
Column

人間は機械みたい?

2017年04月25日

昔から、機械か?人間か?というアニメがいくつかありました。人間には心や感情があり機械は違うから尊いものだというのが物語の主旨の時が多かったとおもいます。

人間の体と心臓の筋肉は電気信号が収縮シグナルとして働き、それに対して反応し、活動することは以前のブログで書きました。神経や感覚器も電気信号により情報伝達しています。神経の集合体である頭の中も複雑な神経ネットワークを電気の信号が複雑に移動することにより、情報が伝達・処理され、生体活動を行っているのです。

電気信号により処理された情報が、筋肉に伝わり運動をするという様式は、人間の活動はロボットのような機械の動作と似ているような。

ターミネーターという映画では、内部は機械で、外部は人間によく似た皮膚で構成されているロボットが、人間の能力を凌駕し、支配するという物語でした。人工知能(AI)がすごい勢いで広まっていく現代では、近いうちにターミネーターのような人工人間が作られるのではという気になってきます。我々人間がずっと未来を管理していきたいものです。

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