院長コラム
Column
アレのアレ
2023年11月07日
今年の「アレ」は多いに盛り上がりました。
「アレ」はもちろん阪神タイガースの優勝です。そして38年ぶりの日本一です。
日本シリーズも本当によい試合でした。オリックスの京セラドームと阪神の甲子園球場はなんばにも近く、阪神難波線決選とのこと。
前の日本一の時は確か高校3年生の時ですが、学校内も多いに盛り上がったことを思いだします。
少しでも強ければすぐに調子にのって優勝・日本一をと口にしてしまうのが阪神ファンですが、結果的には失望を繰り返してきました。
安易に言葉に出して失望を繰り返すのを警戒した阪神ファンや選手の気持ちを「アレ」はうまく表しています。
38年前には5000人の人が道頓堀の橋からダイビングをしたそうですが、今回はかなりの厳重警備ですくなかったようです。
クリニックの待合室からも道頓堀橋は眺めることができますが、日本シリーズ中は橋から御堂筋沿いに十数台位はあるかと思われる機動隊の大型バスがズラリとならんでいるのが印象的でした。
観光客の増加もあり、近日の道頓堀界隈は大混雑です。先日のハロウィンの時にも仮葬した方やそれを見物する人々で動けないほどでした。
私自身、歳とともに名前がすぐに思いがつかなくて「アレ、アレ」といってしまうことが多くなっているようにも感じますが、多くの年配の方にも溶け込みやすいフレーズなのだと思います。
年配の方との日常診療でも「アレ」はよく飛び交っています。
関西限定なのかもしれませんが、今年の流行語大賞のような気もしますね。そして多くの人々とともに大阪が元気になる「アレ」だと思います