院長コラム
Column

夏の甲子園

2018年08月21日

甲子園では、夏の大会も終わり大阪桐蔭高校が優勝しました。春夏連覇です。

大阪では昔は高校野球といえばPL学院でしたが、最近では大阪桐蔭高校がつよいですね。同世代で子供さんが野球をしている人の話では、大阪で一番野球のうまい子供はまず大阪桐蔭高校をめざすのだそうです。

大阪桐蔭高校はいまや高校野球界の横綱という風格ありです。

一方、金足農業高校は本当に頑張りました。多くの人がその姿を応援をしたのだと思います。

地方の公立農業高校のピッチャーが一人で最後まで投げ切りました。

メジャーではないけどけなげに一心不乱に頑張っている姿に多くの人は心を打たれ、無条件に応援したくなります。

金足農業高校のある秋田県では34年ぶりの盛り上がりだったようです。その当時は、ベスト4まで勝ち上がり、PL学園がその前に立ちはだかりました。

当時のPL学園の甲子園ヒーローと言えばなんといっても桑田投手と清原選手でした。

桑田、清原選手はくしくも私と同い年です。桑田選手は八尾のリトルリーグで活躍されていました。

同じリトルリーグに入っていた同級生の友人から中学生ながら130㎞のを超える豪速球を投げる桑田という投手がいるといろいろ教えてくれたことを思い出します。

当時はサッカーをする人はいなかったので、みんなが一度は野球をして甲子園に憧れました。

34年ぶりに子供たちの世代に再び夢を託したような不思議なめぐりあわせの対戦ですね。

頑張っている人にはみんなが応援したくなります。日常の診療でもたとえ病気であってもお互い応援しあい元気をもらえる関係でありたいものですね。

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